睡眠時無呼吸症候群|砂田歯科医院 |大阪市平野区の歯医者・歯科

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睡眠時無呼吸症候群
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睡眠時無呼吸症候群と診断され、歯医者さんに行くよう指示された患者様へ

当院では内科や耳鼻咽喉科、その他睡眠医療に携わる治療機関などで閉塞性睡眠時無呼吸症候群との診断を受け、紹介状をお持ちくださった患者様に、治療用マウスピースを作製しております。

睡眠時無呼吸症候群の診察日:初診随時可
※ただし、2回目以降は睡眠専門外来の設定日あり

【当院の睡眠専門外来について】
当院では睡眠専門外来を設けております。担当は、歯科口腔外科のなかでも睡眠時無呼吸症候群に対するマウスピース治療に力を入れて取り組んできた歯科医師です。マウスピース治療に関する質問、治療に対する不安、マウスピース使用開始後の困りごとなどに対応いたしますので、心配なさらずご来院ください。

睡眠専門外来:毎週水曜日18:00~
担当歯科医師(非常勤):睡眠時無呼吸症候群について、研さんを積んだ先生が担当しています
※完全予約制となっておりますので、お電話でお問い合わせください。

睡眠時無呼吸症候群の治療

気道の閉塞を防ぐため、スリープスプリントと呼ばれるマウスピースによる治療を行います。(あらかじめ医科の医療機関で閉塞性睡眠時無呼吸症候群と診断を受けることが前提です)
※注意事項:歯がない、顎関節症がある、重い歯周疾患があるなどケースではスリープスプリントを装着できない場合があります。しかし、そうした疾患を治療すれば装着できるようになる可能性もあります。

治療の流れ

※来院時には、医師により睡眠検査結果が添付された紹介状保険証をご持参ください。

◆装置完成までの流れ

  1. 初診:問診票の記入、歯科医師による問診、レントゲン検査、口腔内写真検査、口腔外・口腔内の診察を行います
  2. 型取り:マウスピースの型取り(上下の歯型)を行います
  3. マウスピース装着:完成したマウスピースを装着します

◆装置装着後の流れ

  1. 調整:マウスピースの経過観察と調整(より良い結果が得られるように調整)を行います
  2. 治療結果の判定
  3. メンテナンス:顎関節症状の経過観察、歯周メンテナンス、装着後半年での睡眠検査、以後は1年に1度のレントゲン検査を行います。

※当院では長期間良好に使用して頂くため、装着後のメンテナンスをセットで受けていただいております。

当院へご依頼いただく医療機関の皆様へのお願い

●ご紹介状に睡眠検査の結果を添付してください

保険診療で睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置を作製する際は、睡眠検査の結果が添付されていることが必須条件です。忘れず検査結果の添付をお願いいたします。

●装置製作のみの患者様のご紹介はご遠慮ください

装置装着によって顎関節や咬合に有害事象が生じたり、装置装着後にう蝕などの治療を行うことで装置に不具合が生じたりすることがあります。そこで当院では、歯科口腔外科を担当する歯科医師の診察を取り入れ、口腔と装置を一体的に管理する取り組みをしております。そのため、装置作製後も口腔および装置の治療やメンテナンスを継続して受けていただく必要があり、定期的に当院へ通院いただけない患者様へ装置のみを作製するご紹介はご遠慮いただきたく存じます。ご了承ください。

●装置作製後も、結果判定を含めたSASの総合的治療の継続をお願いいたします

歯科はあくまでも装置製作と円滑な装置の継続使用を可能にするための環境づくりを行う立場ですので、装置の作製後も皆様の医療機関におきまして口腔内装置の結果判定を含めたSASの治療継続をお願いいたします。
口腔内装置の結果判定のため、装着後約半年で睡眠の再評価を当院よりお願いしております。また、1年に1回程度は睡眠の評価をお願い申し上げます。

参考

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、主に睡眠中に空気の通り道(上気道)が狭くなることによって無呼吸状態(10秒以上呼吸が止まること)と大きないびきを繰り返す病気のことです。脳幹から呼吸筋への指令の異常で呼吸をするための筋肉への指令が行き届かなくなる「中枢型睡眠時無呼吸症候群」(CSAS)、肥満や扁桃腺肥大、小顎症などにより気道の上部(喉)が塞がってしまうことが原因の「閉塞型睡眠時無呼吸症候群」(OSAS)、中枢型と閉塞型が混ざっている「混合型」があります。歯科で作製するマウスピースにより治療可能な場合が多くあります。

睡眠時無呼吸症候群の合併症

合併症は多岐にわたり、高血圧、多血症、不整脈、虚血性心疾患、心不全、脳血管障害、糖尿病、肺高血圧症などが代表的なものとして挙げられます。
こんな症状はございませんか?

  • 大きなイビキをかく
  • 夜間の呼吸停止
  • 夜、何度も目が覚める
  • 起床時の頭痛や体のだるさ
  • 日中、いつも眠い
  • 物事に集中できない
  • 記憶力が低下した
  • しばしば運転中に居眠りしそうになる など

このような症状でお困りの場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。